最近はMENAという言葉をあまり聞きませんね。
大和証券ではMENA諸国に投資するファンドもあるようですが。
急激な新興国ではありますけどまだまだこれからだということですかね。
まずMENAとは「Middle East and North Africa」の略であり、中東、北アフリカ地域の11カ国を指しています。
具体的には、サウジアラビア、UAE、クウェート、オマーン、カタール、バーレーン、トルコ、イスラエル、ヨルダン、エジプト、モロッコの11カ国の事を指します。
これらの国に共通していることは、最近の新興国同様、資源国であるということが挙げられると思います。
中国のレアアース等、限られている資源を持っているということは、強い後ろ盾を持っているということが言え、外交のカードとしても強い意味を持ち、国家としての切り札ともいえる程、資源を持っているということは重要なことだと思います。
日本はこういった資源をもっていないため、やはり輸入に頼るしかありません。
いくら良い技術をもっていたとしてもそれを作る素材や、機械を動かすエネルギーがなければ、意味もなにもないですから。
しかし、このような高い成長をしている新興国ですが、問題点として、やはり経済基盤や国としての安定の弱さが挙げられると思います。
法規制、雇用体制、また政府の不透明制などリスク要因を挙げるとたくさんありますが、中東はさらに、宗教を発端とした紛争や火種がいまだにくすぶっており、地政学的リスクがつきまとってきます。
また、時価総額が小さいために株価などの変動が大きいということも挙げられます。
為替にしてもそうですけど市場規模が小さいということは、取引する人が少なくその分値動きも激しいということです。
現在サブプライムでの資金供給など中東の政府ファンドなども経済を動かす大きな歯車になってきていますし、これから中東諸国はもっと注目されていくはずです。